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6月25日(月)
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くすり

    経口剤を約3ヵ月投与して、改善すれば引き続き継続し、途中で悪化する場合は、注射療法などを行います。
  • (1)経口剤
  • シロスタゾール
  • 血液を凝固させる血小板の働きを抑えて血栓の形成を防いだり、血管を広げて血流をよくする作用があり、慢性動脈閉塞症による諸症状の改善にも用いられます。
    出血している人、本剤で過敏症をおこしたことがある人、妊婦さんには使えない他、抗凝結剤、血小板の凝集を抑える薬(アスピリン、チクロピジンなど)、血栓溶解剤、プロスタグランジン製剤(アルプロスタジル、リマプロストアルファデクスなど)の投与を受けている人、出血傾向、重い肝機能障害、うっ血性心不全のある人、月経中の人は使用にあたって注意が必要です。また、グレープフルーツジュースと同時に服用すると薬効が強く出すぎることがあるので、併用は避けましょう。
    副作用としては、間質性肺炎、眼底出血、狭心症、催不整脈、消化管出血、心筋梗塞、脳出血、過敏症(発疹)、動悸、頻脈、ほてり、頭痛、頭重感、めまい、腹痛、吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢、皮下出血、発汗、むくみなどがおこることがあります。
    1日当たり、200ミリグラムを2回に分けて投与します。
  • ベラプロストナトリウム
  • 血小板の凝集・粘着機能を抑えたり、血管を拡張させて、血流をよくします。慢性動脈閉塞症や原発性肺高血圧症にも用いられています。
    出血している人や妊婦さんには使えない他、抗凝結剤、抗血小板、血栓融解剤の投与を受けている人、出血経口のある人、月経期間中の人は使用にあたって注意が必要となります。
    副作用としては間質性肺炎、肝機能障害、眼底出血、狭心症、消化管出血、ショック、心筋梗塞、脳出血、頭痛、顔面紅潮、ほてり、のぼせ、下痢、吐き気、過敏症(発疹)、めまい、腹痛、食欲不振、動悸などがおこることがあります。
    1日当たり、120マイクログラムを3回に分けて投与します。
  • 塩酸サルポグレラート
  • 血小板の凝集を抑えて血栓の形成を防いだり、血管の収縮を抑えるなどして、血液循環を改善します。従来の抗血栓剤に比べて副作用の少ない薬です。
    出血している人や妊婦さんには使えない他、月経期間中の人、出血傾向、重い腎機能障害のある人、抗凝血剤(ワルファリンなど)または血小板凝集抑制作用を持つ薬(アスピリン、塩酸チクロピジン、シロスタゾールなど)の投与を受けている人は使用にあたって注意が必要です。
    また、副作用として、過敏症(発疹、発赤)、吐き気、胸やけ、出血(消化管出血、吐血、鼻出血など)、腹痛、便秘、動悸、貧血、肝機能障害などがおこることがあります。
    1日当たり、300ミリグラムを3回に分けて投与します。
  • リマプロストアルファデクス
  • 血小板の粘着・凝縮機能を抑えたり、血管を広げて血流を増加させる作用があり、特に末梢の血行障害を改善して、バージャー病(ビュルガー病)にともなう潰瘍・痛み・冷感などの虚血性症状を緩和します。これまで注射でしか使用できなかったプロスタグランジンE1という成分を内服用に開発した製剤です。
    子宮を収縮させる作用があるため妊婦には使えない他、出血傾向のある人、抗血小板剤、血栓溶解剤、抗凝血剤の投与を受けている人は使用にあたって注意が必要です。
    また、副作用として下痢、吐き気、嘔吐、紅潮、ほてり、過敏症(発疹、かゆみ)、腹痛、みぞおちの痛み、腹部不快感、みぞおちの不快感、頭痛、頭重、食欲不振、胸焼け、動悸、めまいなどがおこることがあります。
    1日当たり30マイクログラムを3回に分けて投与します。
  • 塩酸チクロピジン
  • 特殊な作用を持つ血栓症治療剤で、血小板の活性化を抑制することにより、その凝集・粘着機能を抑え、血栓の形成を防いだり血流障害を改善します。
    塩酸チクロピジンは血栓性血小板減少性紫斑病、無顆粒球症、重篤な肝機能障害などの重大な副作用が、主に服用2ヵ月以内に発現することがあり、生命にかかわる場合もあります。医師の指示を厳守するとともに副作用の発現に注意を払い、異常が現れた場合は服用を中止してすぐに医師に連絡しましょう。
    また、原則として2週間に1度血液検査を受けましょう。なお、出血している人や重い肝機能障害、白血球減少症のある人、本剤で過敏症または白血球減少症をおこしたことがある人には使用できません。出血傾向、肝機能障害またはその既往歴、白血球減少症の既往歴のある人、月経期間中の人、手術を予定している人、妊婦は使用にあたって注意が必要です。
    副作用としては、全身性エリテマトーデス様症状、間質性肺炎、肝機能障害、急性腎不全、劇症肝炎、血小板減少症、血栓性血小板減少性紫斑、紅皮症、再生不良性貧血、消化管出血、消化性潰瘍、赤芽球ろう、多形紅斑、中毒性表皮壊死症、脳出血、無顆粒球症、鼻出血、皮下出血、歯肉出血、貧血、白血球減少、吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢、頭痛、過敏症(発疹、かゆみ、じんま疹、発熱)、肝機能障害などがおこることがあります。
    1日当たり、300ミリグラムを3回に分けて投与します。
  • (2)注射剤
  • 通常、点滴静注で行われますが、1ヵ月しても効果が見られない時は、ポンプによる動注が行わることもあります。
  • アルプロスタジル
  • プロスタグランジンE1製剤。抹消血管拡張薬。
  • アルプロスタジルアルファデクス
  • 不安定なアルプロスタジルをα-シクロデキストリン包接化合物として安定化した注射剤。傷の治りを良くする薬で、床ずれや皮膚潰瘍部位の循環障害を改善して血管を新しくして、表皮形成を促進する効果もあります。患部の鎮痛剤としての効果や潰瘍縮小などの効果が期待できます。
    褥瘡(じょくそう)の他、火傷や糖尿病による皮膚潰瘍の治療にもちいられます。尚、重い心不全の症状がある人、出血中の人、妊娠中の人には使用できません。また、副作用として痛みや刺激感、かぶれ、かゆみ、むくみなどの症状が出ることがあります。
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