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9月19日(水)
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外科手術

    ベーチェット病には重症度基準があります。
  • ベーチェット病の重症度基準
  • Stage I眼症状以外の主症状(口腔粘膜のアフタ性潰瘍、皮膚症状、外陰部潰瘍)のみられるもの
    Stage IIStage Iの症状に眼症状として虹彩毛様体炎が加わったもの
    StageIの症状に関節炎や副睾丸炎が加わったもの
    Stage III網脈絡膜炎がみられるもの
    Stage IV失明の可能性があるか、失明に至った網脈絡膜炎およびその他の眼合併症を有するもの
    活動性、ないし重度の後遺症を有す特殊病型(腸管ベーチェット病、血管ベーチェット病、神経ベーチェット病)である
    Stage V生命予後に危険のある特殊病型ベーチェット病である
    中等度以上の知能低下を有す進行性神経ベーチェット病である
    Stage VI死亡(a.ベーチェット病の症状に基づく原因 b.合併症によるものなど、原因を記載すること)


    (註)

    *StageI、IIについては活動期(下記参照)病変が1年間以上みられなければ、固定期(寛解)と判定するが、判定基準に合わなくなった場合には固定期からはずす。

    *失明とは、両眼の視力の和が0.12以下 もしくは両眼の視野がそれぞれ10度以内のものをいう。

    *ぶどう膜炎、皮下血栓性静脈炎、結節性紅斑、外陰部潰瘍(女性の性周期に連動したものは除く)、関節炎症状、腸管潰瘍、進行性の中枢神経病変、進行性の血管病変、副睾丸炎のいずれかがみられ、理学所見(眼科的診察所見を含む)あるいは検査所見(血清CRP、血清補体価、髄液所見、腸管内視鏡所見など)から炎症兆候が明らかなもの。
  • ベーチェット病の外科手術
  • ベーチェット病では、外科手術を施す症状がいくつかあります。
    1)Stage IV以上の患者さんの、腸管型ベーチェット病では主に回盲部に潰瘍が認められますが、病変悪化に伴い緊急外科手術が必要になる事があります。大量出血が起こり止血が困難な場合、潰瘍が穿孔した場合、また腹膜炎を合併した場合などです。また、緊急でなくても、経過とともに腸管狭窄がすすみ閉塞症状が起こりそうなときにも手術が必要になります。腸管を切除した場合でも、残存した腸管に潰瘍が再発したり、内科的治療を必要とする例もあります。

    2)Stage IV以上の患者さんの血管型ベーチェット病で、血管病変の内科的治療で予後不良の重要臓器障害や、瘤が破裂する可能性がある場合、外科手術が必要になることもあります。

    3) Stage II以上の患者さんで、眼病変の虹彩毛様体炎や網膜ブドウ膜炎では、白内障や緑内障、網膜剥離などの合併症を起こすことがあります。こうした合併症が起きると、視力が低下することも多いので、早めに治療することが大切です。最近では、適切な時期に専門医による手術を受けることで、炎症をおさえる事ができるようになってきており、手術によって視力が回復したり、視野異常の進行を最小限に抑えることが出来る場合もあります。

    ベーチェット病患者さんが外科手術を受ける場合、病気特有の皮膚の被刺激性亢進のため、縫合がうまくいかない事があります。
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