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11月21日(水)
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暮らしと人生

  • シャ ントのトラブルについて
  • 合併した水頭症を治療するためにシャント治療を行った患者さんが、激しい運動で無理に身体を捻ったり、転んで頭をぶつけたりした場合、稀に皮膚のすぐ下を通るシャントチューブやバルブ(弁)が切れたり、壊れたりすることがあります。よって体をぶつけ合うスポーツは避けなければなりません。
    またバルブには、脳室から水が流れ出る圧があらかじめ一つだけに限定されている装置と、身体の外から専用の磁石を用いてバルブを開く圧をいろいろ変更出来る装置を持ったもの(圧可変式バルブ)の2種類があり、近年は後者が好んで使われていますが、これが身の周りにある強い磁石の影響を受けて、設定した通りの圧力にならなくなる可能性があります。
    磁石を用いたものは日常生活の中にたくさんありますので、圧可変式バルブシャントシステムをご使用の方はご注意ください。
    ・使用してはいけないもの(通常の使用で影響のあるもの)
    磁気枕、磁気ネックレス、磁気ブレスレット、磁気治療器
    ・バルブ留置位置を接触させてはいけないもの(通常の使用では影響がないが、故意に接触させると影響のあるもの)
    冷蔵庫、電子レンジのドア、ヘッドホン、イヤホン、携帯ラジオ、テレビ、ステレオ、携帯電話のスピーカー、磁気腹巻、磁気サポーター
    ・磁力小(バルブ部位に接触しても影響のないもの)
    電子レンジ、電気毛布、電気こたつ、電気掃除機、電気洗濯機、ヘアドライヤー、ワープロ・パソコン、ファクシミリ・コピー機
    ・バルブに影響のある場所
    MRI検査室(※検査を受ける前に担当の方にお申し出下さい)、屋内外に設置された大型スピーカーの近く、科学技術館など磁石を利用した施設
    (参照:財団法人日本二分脊椎・水頭症研究振興財団『シャント手術を受けられた方へ』)
  • ラテックスアレルギー
  • ラテックスアレルギー(天然ゴムアレルギー)とは、天然ゴムを原料とするゴム手袋やゴム風船、天然ゴム製医療用具に繰り返し接触することでアレルゲンが蓄積し、アナフィラキシーなど即時型アレルギー反応が生じることをいいます。最近は院内感染の予防のため医療従事者のゴム手袋の使用頻度が高くなり、欧米で罹患率が急速に上昇しています。欧米でのラテックスアレルギーの頻度は、一般人が0.8%であるのに対し、手術室医師7.5%、手術室看護婦5.6%、歯科医師13.7%、その他医療従事者1.3%、二分脊椎症患者に至っては36%と高率になっています。
    また、バナナ・アボガドなどの特定の食物に含まれる蛋白質と交又抗原性を示すこともあり、ラテックスアレルゲンに感作された人がこれらを食べるとじんましんやアナフィラキシーショックを起こすことがあります。これをラテックス・フルーツ症候群と呼んでいます。
    日本は欧米に比較して感作率が低く、医療従事者で1.1から3.8%と報告されていますが、安心はできません。ラテックスアレルギーの治療は、現在のところまず回避しかありません。血清学的診断、皮膚テスト、負荷テストを通じて診断がつけば、症状が進行しないように日常生活、医療用具に注意し、回避する方法を考えます。
  • 就職
  • 自覚症状のない軽度の患者さんの場合、就労は問題ありません。ただ、下肢機能障害、運動機能障害、排尿排便障害がある方、水頭症の治療で圧可変式バルブシャントシステムを使っている方などは主治医とよく相談しましょう。
  • 運動
  • 水頭症の方は治療のチューブやバルブに負担のかかる運動(格闘技、ラグビーなど)は避けましょう。
  • 結婚、妊娠、出産
  • 二分脊椎の男性患者さんで勃起不全(ED)になる方がいらっしゃいますが、医師と相談の上ED治療薬(「シルデナフィル クエン酸塩」など)を処方してもらいましょう。妊娠を希望される女性患者さんは医師と相談の上、腎機能が妊娠に耐えられるか検査したり、妊娠前から葉酸サプリを摂ったりしましょう。胎児に同じ病気があるかどうか早く調べたい場合は、妊娠初期の血液検査(母体血清マーカーテスト)で胎児の開放性(嚢胞性)二分脊椎の確率を調べることができます(潜在性の場合はわかりません)。産婦人科医にご相談下さい。出産はお母さんに骨盤のゆがみや変形がある場合、帝王切開が必要になります。
    (参照:『水頭症・二分脊椎ハンドブック』P.231-235)
  • 患者でも加入の可能性がある生命保険
  • これまでは持病で通院中だったり、過去に大病を患った経験があっただけで加入が難しかった生命保険。健康な人より病気になる可能性が高いという理由でした。そのため、病気になってから加入できる生命保険はほとんどありませんでした。しかし、いまでは新型医療保険が登場し、一定の条件を満たせば加入でき、入院給付金を受け取れる商品もあります。
    ただし、加入できる年齢が40歳代以上だったり、終身ではなかったり、月額の保険料が高額であったり、加入者側として給付内容に注意が必要な部分もあります。保険会社の方と良く相談し、もしもの際に自分と家族にとって一番必要な保障を設計しましょう。
  • コープ共済
  • 「たすけあい医療V1000、V4000」
    生協の共済です。他の弱体者保険と違い0歳から加入できます。
  • 太陽生命
  • 「やさしい保険」
    満40歳~満75歳の方を対象とした医療保険の加入を断られた方のための、告知書不要の医療保険です。
    「既成緩和」
    健康に不安がある方でも、5つの告知で入れる医療保険です。
  • NKSJひまわり生命
  • 「限定告知型医療保険」
    満40歳~満75歳の方で今まで健康上の理由で医療保険にお申し込みいただけなかった方のための医療保険です。
  • アメリカンファミリー生命保険
  • 「もっとやさしいEVER」
    満30歳から満85歳の方までを対象に既往症や病気で通院している人へ、引受基準を緩和した医療保険です。3つの項目を告知します。
  • アクサ生命
  • 「アクサの「一生保障」の医療保険 OKメディカル」
    病気やケガで入院や手術を一生涯保障。既往症や持病の再発・悪化もお支払事由に該当していれば、給付金をお支払いします。持病や既往症をお持ちの方や現在通院中の方でも、4つの告知項目にひとつも該当しなければ医師の診査なしでお申込みいただけます。
  • メットライフ アリコ
  • 「ずっとあなたと」
    持病をお持ちの方・服薬中の方・通院中の方でも3つの告知に該当しなければご加入いただける終身医療保険です。
    「ずっとスマイル」
    持病をお持ちの方・服薬中の方・通院中の方でも簡単な告知に該当しなければご加入いただける死亡保険です。
  • 住友生命
  • 「千客万頼」
    新型保険の先駆けです。限定告知型で5つの告知事項のみです。
    以上、ご紹介した告知書や医師の診断書が不必要な保険でも、必ずしも誰でもご加入が保証されているものではありません。現在の状態や申込書の内容から総合的に判断され、引き受けを見合わされる場合もあります。
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