- 就職
後縦靭帯骨化症を患っている患者さんのうち、軽度の患者の場合就労は問題ありません。ただ、上肢や下肢の障害が少なくても脊髄損傷をしないように転倒や衝撃、負荷を避ける必要があります。
参照:日本障害者雇用促進協会 障害者職業総合センター『難病等慢性疾患者の就労実態と就労支援の課題』(1998年8月)付録P.49-50
http://www.nivr.jeed.or.jp/download/houkoku/houkoku30_02.pdf
- 運動
脊椎に負担のかかる運動(格闘技、ラグビー、ゴルフ、水泳など)は避けましょう。
- 患者でも加入の可能性がある生命保険
これまでは持病で通院中だったり、過去に大病を患った経験があっただけで加入が難しかった生命保険。健康な人より病気になる可能性が高いという理由でした。そのため、病気になってから加入できる生命保険はほとんどありませんでした。しかし、いまでは新型医療保険が登場し、一定の条件を満たせば加入でき、入院給付金を受け取れる商品もあります。
ただし、加入できる年齢が40歳代以上だったり、終身ではなかったり、月額の保険料が高額であったり、加入者側として給付内容に注意が必要な部分もあります。保険会社の方と良く相談し、もしもの際に自分と家族にとって一番必要な保障を設計しましょう。
- コープ共済
http://coopkyosai.coop/
「たすけあい医療コース」
「たすけあいジュニア18コース」
生協の共済です。
医療 1000円コースは、加入条件がゆるやかなコースです。
お子様には加入条件がゆるやかなJ1900円コースがあります。
- エース保険
https://www3.ace-hoken.jp/mcb/index.html?channel_cd=¢er_cd=&ref=official
「まかせて安心医療保険」
20歳~70歳までの方が加入できます。持病のある方、治療中の方、入院・手術をご経験された方も入れる可能性があります。健康告知は不要でネット上から申し込めます。損害保険的側面もあります。
- 太陽生命
http://www.taiyo-seimei.co.jp/lineup/life/kisei/
「既成緩和」
健康上の理由で保険加入をあきらめた人のための医療保険です。
簡単な5つの告知事項がすべて「いいえ」であれば、ご加入いただける可能性があります。
- アメリカンファミリー生命保険
http://www.aflac.co.jp/iryo/yasaever/
「もっとやさしいEVER」
3つの質問に告知するだけで持病が悪化しても保障されます。
- アクサ生命
http://www2.axa.co.jp/products/p_suw/
「一生保障の医療保険 OKメディカル」
20~75歳の方が入れる終身保険で持病や既往症のある方や、現在通院中の方も、簡単な4つの告知によりお申込みいただけます。
- メットライフアリコ
http://direct.metlifealico.co.jp/medical/sifihwl/detail.html
「終身医療保険 ずっとあなたと」
満30~85歳が加入できる終身保険で健康に関する質問項目(告知)は3つです。既往症の悪化も保障されます。
- 住友生命
http://www.sumitomolife.co.jp/
「千客万頼」
新型保険の先駆けです。限定告知型で5つの告知事項のみです。
- フコク生命
http://www.fukoku-life.co.jp/
「ちょっとだけ告白終身保険」
健康に不安があるかたでも申し込みできる、5年ごと利差配当金付告知項目限定型終身保険です。
- NKSJひまわり生命
http://www.nksj-himawari.co.jp/examine/product/gentei_kokuchi/
「限定告知型医療保険」
今まで健康上の理由で医療保険にお申し込みいただけなかった満40歳~満75歳の方のための医療保険です。
簡単な告知によりお申し込みいただけます。
- オリックス生命保険
http://www.orixlife.jp/product/cure_support/
「キュア・サポート」
引受基準緩和型医療保険とは、持病や入院・手術の経験がある方が加入しやすいように、告知項目を限定することで引受基準を緩和した医療保険のことをいいます。
引受基準緩和型医療保険CURE Support[キュア・サポート]は、病気やケガによる入院・手術を一生涯保障します。また、特約を付加すると一生涯の死亡保障もご準備できます。
- アメリカンホーム保険会社
http://www.americanhome.co.jp/products/ah.html
「持病がある方も安心 みんなのほすピタる 引受基準緩和型医療保険」
既往症のある方でも、簡単な健康告知が全て「いいえ」ならお申し込み頂くことができます。
この保険は引受基準が緩和されているため保険料が割増されています。
以上、ご紹介した告知書や医師の診断書が不必要な保険でも、必ずしも誰でもご加入が保証されているものではありません。現在の状態や申込書の内容から総合的に判断され、引き受けを見合わされる場合もあります。
持病や既往症の再発・悪化も補償される保険が多いですが、保険期間の開始日より前に医師にすすめられていた入院や手術については、補償の対象となりません。