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2月25日(日)
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基本用語集

  • IgG(免疫グロブリンG)
  • 血中に存在する蛋白のひとつです。血中のIgG値は免疫不全症や自己免疫性疾患などのモニタリング目的で測定されます。自己免疫性肝炎ではIgGが低い値を示します。
  • 易感染性(いかんせんせい)
  • 何らかの原因で免疫力が低下して、細菌やウィルスに感染しやすい状態のことを言います。自己免疫性肝炎の場合、治療薬副腎皮質ステロイドの副作用としてしばしばおこります。
  • ウィルス肝炎(うぃるすかんえん)
  • 肝炎の原因がウィルスであるものをウィルス性肝炎といいます。日本人の肝臓病では最も多く、約80%がウィルスによるものだと言われています。A型~E型ウィルスなど数種類のタイプが知られています。自己免疫性肝炎の場合、C型肝炎と合併することがあります。
  • 黄疸(おうだん)
  • 血液中にビリルビンという物質が増えることによって、皮膚や白目が黄色になってくる症状です。皮膚が痒くなることもあります。自己免疫性肝炎の場合、肝機能が急に悪化した場合や、肝硬変になっているときに出ることがあります。
  • 肝生検(かんせいけん)
  • 針を肝臓に刺し組織を採取して調べる検査のことです。以前は盲目的あるいは、腹腔鏡観察下に肝生検をしていましたが、最近はほとんどが超音波(エコー)装置を用いて(超音波ガイド下肝生検)行われます。自己免疫性肝炎と診断するために行う、最終的な検査です。肝組織を直接見ることができるので診断だけでなく、治療効果の確認にもとても役立ちます。
  • 肝硬変(かんこうへん)
  • 肝細胞が壊れたり、再生したりを繰り返していくうち線維化し、結節化してしまい、肝細胞数が減って肝臓自体が硬くなったものを肝硬変といいます。おおまかに、代償期と非代償期があり、代償期には自覚症状が出にくく、非代償期になると黄疸、腹水、体のむくみ、意識混濁、血管障害など重大な症状がでます。自己免疫性肝炎も、診断の遅れ、薬の服用を中止などいくつかの理由で肝硬変になる場合があります。
  • 関節リウマチ(かんせつりうまち)
  • 体のおおくの関節に炎症が起こり、痛みや腫れを伴う病気です。自己免疫性肝炎の患者さんには、この病気を合併する人もいます。
  • ガンマグロブリン(がんまぐろぶりん)
  • 血液の中にあるたんぱく質の一種です。免疫に関与して、ウィルスや細菌を中和する作用があります。自己免疫性肝炎の場合、血液検査でガンマグロブリンの値が上昇することが知られていて、診断、病態を判断するのに重要です。
  • 倦怠感(けんたいかん)
  • 身体的、精神的に感じるだるさのことです。人によって感じ方は異なりますが、なんとなくやる気がでない、疲れやすい、などの症状はいろいろな病気が原因で起こることがあります。自己免疫性肝炎の患者さんの場合は、約6割の方が倦怠感を感じているといいます。
  • 抗核抗体(こうかくこうたい)
  • 抗体とは、体内にウィルスなどの異物がある時、これを攻撃する働きをするものです。自己免疫性肝炎の場合、肝細胞の核にあるたんぱく質を異物と認識する抗体ができます。ただし、この抗体が直接肝細胞を障害しているかどうかは不明です。
    抗核抗体が陽性であることが、自己免疫性肝炎の診断の目安にひとつになります。ただし、抗核抗体が陽性だからといって必ずしも自己免疫性肝炎と診断されるわけではありません。
  • 抗平滑筋抗体(こうへいかつきんこうたい)
  • 筋肉の一種である平滑筋細胞に含まれる、アクチンという物質に対抗する抗体です。自己免疫性肝炎の場合は、血液検査で陽性になることが多いといわれていますので、診断確定のひとつの目安になっています。ただし、慢性活動性肝炎、ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎などでも陽性になることがありますので、必ずしも自己免疫性肝炎と診断されるわけではありません。
  • 骨粗しょう症(こつそしょうしょう)
  • 骨に含まれるカルシウムの量などが少なくなり、骨が非常にもろくなって折れやすくなったり変形してしまう病気です。自己免疫性肝炎の患者さんには、治療薬である副腎皮質ステロイドの副作用で、骨粗しょう症にかかるケースがあります。
  • シェーグレン症候群(しぇーぐれんしょうこうぐん)
  • 自己免疫性疾患のひとつで、涙腺や唾液腺が炎症をおこして目や口が乾燥してしまう病気です。全身症状を伴い、臓器に異常が出ることもあります。自己免疫性肝炎の患者さんが、シェーグレン症候群を合併することがあります。
  • ASTとALT(えぃえすてぃーとえいえるてぃー)
  • ASTとALTは、以前はそれぞれGOT(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)、GPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)と呼ばれていました。AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)とALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)は、本来肝臓の細胞の中にある酵素です。肝細胞が破壊されると、血液中に流れ出すので、検査の時に重要な指標となります。
  • 自己抗体(じここうたい)
  • 自分の体の中にもとからある細胞や組織を、なんらかの原因で異物と見なしてしまい、排除しようと作ってしまう抗体を自己抗体といいます。自己免疫性肝炎の場合、主に抗核抗体や抗平滑筋抗体が見られます。
  • 自己免疫(じこめんえき)
  • 免疫とは体の中に侵入した異物(ウィルスや細菌)を、退治しようと抗体を作り出したり、異物を含む細胞を排除するリンパ球などを誘導し、体を守る働きのことです。その免疫が何らかの原因で自分の中にもとからある細胞や組織を異物とみなしてし攻撃してしまうことを自己免疫といいます。
    自己免疫によって引き起こされる病気が自己免疫性疾患です。自己免疫性肝炎の他に、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、原発性胆汁性肝硬変、自己免疫性膵炎などさまざまな病気があります。
  • 食道静脈瘤(しょくどうじょうみゃくりゅう)
  • わかりやすくいうと、肝臓の中の門脈という血管が、肝硬変などの理由で肝臓に消化管から吸収された栄養分を運ぶ門脈という血管の圧が上がり、脇道である食道静脈にたくさんの血が流れ込み、食道粘膜の下に瘤ができるの症状です。悪化すると、血管が破裂して大量出血することもあります。自己免疫性肝炎を治療せずに肝硬変にすすむと、食道静脈瘤破裂にいたることがまれにあります。静脈瘤が胃にできることもあります(胃静脈瘤)。
  • 全身性エリテマトーデス(ぜんしんえりてまとーです)
  • 英語でsystemic lupus eryhtematosusといい、その頭文字をとってSLEと略して呼ばれています。特定疾患で、免疫異常が原因で全身にさまざまな症状をおこす難病です。自己免疫性肝炎の患者さんがSLEを合併することがあります。SLEは公費対象なので、手続きをすれば医療費の補助を受けることができる場合があります。
  • 副腎皮質ステロイド(ふくじんひしつすてろいど)
  • 人体の副腎という臓器で作られる副腎皮質ホルモンを合成した薬剤です。いろいろな病気の治療に使われますが、自己免疫性肝炎には特に有効で、現在最も広く使用されているお薬です。反面、副作用も多く医師の指導に沿って適切に服用することが重要です。
  • ムーンフェイス(むーんふぇいす)
  • 満月様顔貌とも言われますが、副腎皮質ステロイドの副作用のひとつです。頬の皮膚の下に脂肪がついてしまい、顔が満月のように丸くなってしまう症状です。ステロイドの減量で元に戻るといわれていますので、過度に気にしてダイエットをする必要はありません。
  • ルポイド肝炎(るぽいどかんえん)
  • 自己免疫性肝炎の中でも、特にLE細胞が陽性の症例を以前はルポイド肝炎と呼びました。しかし、現在は区別せず、自己免疫性肝炎と言います。
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