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2月18日(日)
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くすり

    自己免疫性肝炎は、自覚症状が現われにくい場合が多いため、自己判断で薬の使用を止めてしまったり、通院を怠っていると、病気の進行を早めます。薬の服用は、医師の指示に従い、長期にわたってもきちんと服用する事が肝心です。
  • ステロイド剤(副腎皮質ホルモン)
  • 炎症をしずめたり、免疫系をおさえる作用があります。現在もっとも広く使用されている自己免疫性肝炎の薬です。ステロイドの副作用は、服用量や服用期間によって違います。少量でしたら、長期に続けてもそれほど心配いりません。量と期間によって、さまざまな副作用がありますが、ムーンフェイスのような脂肪沈着や、にきび、むくみ、生理不順、また人によっては副腎不全、感染症の誘発、血糖値の上昇、骨が弱る、胃潰瘍、気分の落ち込み、眼圧上昇、動脈硬化、血栓症などの症状が出る場合があります。
  • ウルソデオキシコール酸
  • 肝臓の血流をよくして、肝臓の細胞を守ります。とくに、胆石や胆汁うっ滞をともなう肝臓病に向きます。また、慢性肝炎においても肝機能値の改善効果が認められています。古くからある胆汁酸製剤ですが、今なお、胆石や肝臓病に広く処方されています。強力な作用があるとはいえませんが、安全性が高く副作用も少ないです。
    糖尿病の薬の作用を増強するおそれがあります。また、コレステロール低下薬のコレスチラミンや、胃薬の制酸剤と同時に飲むと、この薬の作用が弱まる可能性があります(2~3時間開ければ大丈夫)。少ない副作用の中には、下痢、発熱、動悸、息苦しさ、空咳などが現われる場合がありますので、もし症状がでたら、医師に相談してください。
  • アザチオプリン
  • 炎症をしずめたり、免疫系をおさえる作用があります。臓器移植の拒絶反応をおさえたりするのに用いられますが、自己免疫性肝炎の患者さんには、ステロイド剤の副作用が大きい時、あるいは他の理由でステロイド剤を使えない時にアザチオプリンを使います。ステロイド剤との併用が効果を高める場合もあります。
  • グリチルリチン・グリシン・システイン配合剤注射液
  • 漢方生薬の「甘草」(かんぞう)から抽出されるグリチルリチンを主成分とする薬です。炎症作用、免疫調節作用、肝細胞保護作用などの作用があり、抗ウイルス作用もあると指摘する研究者もいます。自己免疫性肝炎ではあまり使用されませんが、肝炎の治療薬としては一般的なものです。
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